ついこの間の新聞にこんな記事が・・・
「防災道路 進まぬ整備」
地元で有名な東武東上線「大山」駅から
西へ延びる「ハッピーロード」。
この商店街が、防災道路の新設により、
真ん中で分断されてしまうという計画があるのです。
大山地区は、都内でも有数の「木造住宅密集地」。
古くからの木造住宅が、
狭い道幅の両側に立ち並んでいます。
もし、震災が起こったら火災の延焼により
大きな被害を蒙るのは目に見えています。
それを防ぐために両側に不燃化特区を設けた
延焼遮断道路を整備する計画なのです。
万一の事態に備えた災害に強い街づくりは
とても大切です。
しかしそれにより、苦労して作り上げた、
地元商店街の賑わいがなくなってしまっては
何の意味もありません。
街の価値として、
「防災も大事」
「賑わいも大事」
二つを両立させた方法を
何とか探ってほしいものです。
心から願います。