住宅ローンについて(共働きの場合)

早いものでもう11月、今年も残すところあと2か月です。

 

長期金利の目安になる10年国債の利率が一段と下がってきました。

それに伴い、11月のフラット35Sの金利も

りそなフラット、21~35年返済、

タイプB(融資率9割以内)で1.55%と、

史上最低と言われた今年3月の利率に迫る勢いです。

このような状況は、消費税導入前にお住まいを、

と考えている方に追い風となっています。

 

そこで、最近多く見受けられる、

夫婦共有でのローン返済について考えてみたいと思います。

 

「経済力の高い、働く妻が増えたことで、

夫婦で共同しての住宅購入は増加傾向にある。

2人分の収入を背景に、高額住宅に手が届いたり、

ローンの負担感が軽減できたりすることが魅力だ。」                          

               2015.11.04 日経新聞より

 

夫婦で共同してローンを組む場合、

大きく分けて「収入合算」とペアローン」の

2種類の方法があります。

ここでは、より効果の高い「ペアローン」を取り上げます。

 

「ぺアローン」の良い点は、

〇夫婦の収入を合わせることにより、

購入できる物件の金額を上げることが出来る。

(より理想に近いお住まいが手に入る)

〇住宅ローン減税などの優遇措置が夫婦二人で受けられる。

(住宅ローン減税は、最大で年間40万円まで税金が還付される制度です)

などなど、ご主人単独名義で住宅ローンを組む場合に比べて、

メリットが大きいのです。

 

ただ、現在ローンを組んで安定した返済が可能だとしても

お子様が成長するにつれ、将来的に教育費はアップしていきす。

そこで、将来に備えてお二人のローンの組み方を

工夫する事も出来ます。

例えば、ご主人さまの分は金額を多めに設定し、

35年の長期返済にする。

奥様の分は、金利の低い変動金利で、

10年程度の短期返済にする、というようにです。

片方の住宅ローンが終われば、

以降はその分をお子様の教育費などに回すことが出来ます。

 

また、返済中に夫婦いずれかが亡くなるリスクに備えて、

「団体信用生命保険」に加入することになりますが、

通常、保険でゼロになるのは亡くなった当人の分だけで

一方のローンは残ります。

しかし、夫婦共有での住宅ローンの増加により、

銀行各社も保険のサービス内容が充実してきました。

弊社が提携している三井住友銀行では「クロスサポート」という

夫婦どちらか一方がなくなったときに、

夫婦全体のローンをゼロにする、という新型保険付き

住宅ローンを始めています。

 

気になっている物件があり、そろそろマイホームを購入をしたい、

夫婦二人で住宅ローンを組みたいけれど将来の返済がどうなるのか・・・。

そのような心配をお持ちでしたら、

是非バイヤーズスタイルにご相談ください。

お二人に最適な住宅ローンのアドバイスをさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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