1月に入り不動産関係の話題でも動きがあります。
【REINSに機能・項目が追加されております】
主に情報の透明化と中古流通活性化に向けた改善です
1.ステータス管理の導入
公開中、書面による購入申し込みあり、売主都合により一時紹介停止中の3つです。
2.売主が自らの物件の取引状況を確認できるようになりました
宅建業者以外の売主の方も自らの物件であれば、REINSに登録された自らの物件の1.のステータスやどういった登録がされているか確認できるようになりました。
3.登録物件情報に入力項目
中古住宅の流通活性化のために住宅性能や維持管理状況についてREINSの入力項目が追加されました。
瑕疵保険検査基準に適合してるか等です。
1、2の関係でいえば、現在物件の売却を不動産会社へ売出し中の方は、
自分の物件がどのようにREINSに登録されているのかを確認してみると良いかもしれません。
【中古物件建物診断の活性化に向けた法改正案が国会に提出されました】
新築住宅の偏重を改善し、良い中古物件の流通を促進させるという国が推進する政策の一環として
中古物件の建物診断を普及させるための法改正案が国会に出されております。
まだ案の段階ですが、内容としては、中古物件の売買時に仲介業者に当該中古物件について
建物診断(インスペクション)をするか否かについての説明の義務化、そして、建物診断に関する事項を契約関係書類に盛り込むことが義務付けられるとのことです。
弊社では、早くから中古物件の売却の際は、インスペクション(建物診断)を実施しております。
インスペクション報告書で実際に物件に関する不安が解消され、安心して物件を購入される方々も多く、
このインスペクションの普及政策は中古物件の流通促進としては良い政策といえるでしょう。