不動産業界の未来を支えるテクノロジー

お世話になっております。バイヤーズスタイル売却の窓口の馬場です。

 

本日は、一般社団法人 日米不動産協力機構(JARECO)主催のシンポジウム
「テクノロジーは近未来の不動産業に何をもたらすのか?」に参加して参りました。

多くの参加者が集まり、配布レジュメが足りなくなる程…

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アメリカの不動産業界は日本よりも進んでいる。

それはシステム的なところにおいても顕著なところで、

その代表例がアメリカのMLSだろう。

日本でいうレインズにあたるもので
簡単に言うと業者が物件情報を載せたり、調べたりできるシステムである。

日本のレインズでも、物件を住所、路線、価格、広さ、建築年数等で
検索できるし、過去の成約事例(物件ごとの過去の取引情報・ローン情報)も検索可能だ。
ただ…
レインズの場合、まだ都市計画情報や物件の周辺の年齢分布は引き出せないし
学校区での検索等も導入されていない。
成約事例も各宅建業者による任意の登録に委ねられているため、
実際には売れていても、その取引情報は公開されないケースも多い。

今回のシンポジウムのパネリストには、
物件掲載サイトのホームズの方も来ており、
より使い勝手の良いサイトにしたいと熱く語っていた。

MLSの場合には、MLSのシステム上から別のシステムへとリンクしているが、
日本のレインズも将来的にはそうなるのだろうか?

他にもオンラインで施錠・解錠・入退室管理のできるキーボックスのシステム等の
紹介もあり技術革新は僕ら不動産業界でも日々起きているのだと感じました。

最後は、パネリストに対する2045年問題についてどう考えるかという
お題も出る等大変有意義な時間でした。

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